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【芸術】青森の棟方志功は一心不乱に板を彫る【グルメ】


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青森県立美術館では、シャガールの描いた大きな4枚の絵を観ました


青森県立美術館は、棟方志功の作品もたくさん展示されています

棟方志功(むなかたしこう)という名前を聞いたことがあるって人、おられますか?

棟方志功

1903年(明治36)9月5日~1975年(昭和50)
青森県出身の版画家

少年時代にゴッホの『ひまわり』を見て、「将来はゴッホになる」と言ったとか
ゴッホを人名ではなく、ゴッホという職業があると思っていたようです

豪雪地帯に住んでいたため、囲炉裏の煤(すす)で目の病気にかかり、極度の近視になってしまいました

棟方は、版画のことを「板画」と言い、木の特徴を大切に活かした作品を作り続けました

また、板画だけではなく、油絵や墨を中心としたダイナミックな水彩画「倭画(やまとえ)」も描いています

青森のねぶた祭の大ファンだったこともあり、ねぶたの題材となる絵も描いています

棟方志功の作品は、黒く太い絵柄が特徴で、その力強さは極寒の青森で生きていく力強さを表現しているようです
その郷土愛から柳宗悦らの「民芸運動」とも交流していました


棟方志功記念館もあるよ!

棟方志功記念館は1975年(昭和50)に開館しました
ちょうど、棟方が亡くなった直後に完成したとのことで、本人もさぞ残念だったことでしょう

棟方は極度の近視のため、メガネが彫っている板に付くくらい顔を近づけていました
その一心不乱に作品に打ち込む姿を記念館ではビデオで観ることができます

棟方志功記念館は、残念ながら2024年(令和6年)3月31日に閉館してしまいます

閉館に反対する署名活動もされているようですが、隣接する図書館の改修工事はすでに始まっており、記念館にある作品は県立美術館に移されるそうです

棟方志功記念館は、棟方志功が生まれ育った近所にあります

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