おじさんは反抗期

見た目はおじさん、頭脳は子ども

【超難関】「メダカのヒレの長さ」と「価格」が正比例する時代が到来!

今年の夏も、メダカの流行は続きました

朝・昼・夕とエサをあげて、成長していく姿に心癒され元気をもらいました

ありがとう! メダカちゃん!

広告



今年、挑戦したのは「煌ヒレ長」と「マリアージュロングフィン」

今年、ぼくは「煌(きらめき)ヒレ長」と「マリアージュロングフィン」をヤフオクで仕入れ、孵化させました


「煌ヒレ長」(ヤフオク出品者様より)


「マリアージュロングフィン」(ヤフオク出品者様より)

美しく長い「ヒレ」を持つ個体の誕生を楽しみにしていたのですが・・・

現状はこんな感じです

従来の「煌(きらめき)」と変わらず…

わが家の「煌ヒレ長」

卵を15コ購入し、生き残っているのは「3匹」です
しかも、ヒレが伸びず従来の「煌」のままでした

「煌(きらめき)」とは

煌メダカは、2016年に垂水政治氏によって発表されました
琥珀色に輝く「体外光」が特徴です
「体外光」とは、ウロコが色づき鈍く光った見た目の模様のことを言います

わが家の「マリアージュロングフィン」

卵を30コ購入し、生き残っているのは「15匹」です
こちらも、ヒレが伸びず、「モルフォ」という元の品種のままでした

「マリアージュロングフィン」とは

こちらも垂水政治氏によって「鱗光ロングフィン(垂水ロングフィン)×モルフォ」の交配で作出されたメダカです
背ビレと尻ビレが長く伸び、白いフサフサになっていのが特徴です

ぼくはメダカの養殖業者でもなければ販売業者でもありません

ぼくはメダカ愛好家なので「ヒレが長かろうが短かろうか、どちらも好き」

しかし、★になった数が多すぎ ! ぼくの責任

かけがえのない命が消えることが『大問題』

広告



改良されたばかりの品種のヒレを伸ばすのは超難関

ヒレ長の初発は、2015年熊本県の「松井養魚場」で発見された「松井ヒレ長メダカ」でした

ヒレに特徴のあるメダカは7種類

セルフィン  ・・・ 背びれが2枚に分かれている
菱尾     ・・・ 尾びれがひし形
マルコ    ・・・ 背びれがない
メラー    ・・・ ヒレがさけている
スワロー   ・・・ ヒレの一部が伸びている
ヒレ長    ・・・ ヒレの全体が伸びている
ロングフィン ・・・ ヒレの先端が伸びている

昨年は「楊貴妃」の菱尾と「琥珀ラメ」のマルコが誕生しました

こちらは今年も元気に泳ぎ、2世も誕生しました
2世といっても、結局、ヒレは普通のメダカに戻ってしまいましたが・・・

スワロー、ヒレ長、ロングフィンは難易度が高い

最新品種ほど固定率は低くなります

結局はみんな「自然界のメダカ」に戻る

品種改良をしたメダカを交配し続けると、元のメダカに戻ってしまいます

なぜなら、環境的にも遺伝的にも強い品種として、「メダカ」が自然界で生き続けてきたからです

「メダカ」は絶滅危惧種・・・すでに、メダカが棲める場所さえありません

広告


ブログランキング・にほんブログ村へ